2011年7月30日土曜日

HOD

破滅用語の基礎知識。

今回は `HOD' です。

HODとは


「はーい、OKです」の略である。
物事について関心の有無を問わずに相槌をうつときなどに使われる。

スパムTwitterアカウントなどを発見し、晒すときに Hr4sD(はーい、Report for Spamです)などのように応用されて使われることもある。

由来


深夜にギークハウス浅草で荒川智則(@takano32, @yuiseki, @niryuu)が turntable.fm で遊んでいるときに「これ、Awesome(評価ボタン。[+1] みたいなもの)を押しては次のDJにスキップ、ということを繰り返すと無限にゲーム内ポイントがたまるのでは!?」ということに気づいてしまった。ここらか惨事がはじまるとは・・・

そして、以下のような手順でレベリングされた。

  1. DJが紅をかける
  2. DJを含めた聴衆がクビをフリ、Awesome状態になるまでAwesomeを連打
  3. すべてのDJがクビをフリはじめたら「はーい、OKです」というチャット発言
  4. DJは次のDJにBack to Back


この過程で「はーい、OKです」ということをタイプするのが面倒な荒川智則(たしか @chansuke か @mapi だったと記憶している)が、突然「HOD」と発言しはじめ、周囲は「はーい、OKです」の意味として文脈で把握した。そして、この風習は瞬く間に広まり、荒川智則らはレベリングされるのを確認すると同時に「HOD」と叫び続けた。

これが `HOD' 誕生の秘話である。

なお、この turntable.fm の集まりは DJ Point がほぼ 0 の @mapi が 300 Point まで意識が高まったところで解散された。
しかし、その頃にはすでに外は明るく、 turntable.fm が MMORPG 2.0 であることを認識した次第である。

2011年7月8日金曜日

LISP症候群

レベルみたいなの。


  1. S式のコピーとペーストでプログラミングらしきことや、エディタの設定などをしているが、本人はS式と気づいていない。
  2. LISPの存在を知る。S式はみたことがあるが、どう呼称するのかは知らない。
  3. S式の存在を認識し、思想を理解しはじめる。このころから逆ポーランド記法をみると精神が安定するようになる。
  4. 特殊形式の存在などを知る。一方で簡単な計算やワンライナー規模のプログラムをREPLなどで書くようになる。
  5. LISPでのプログラミングをたしなむ。
  6. LISP処理系を作成する。
  7. carやcdrなどの用語を日常会話に折り込みながら使いはじめる。
  8. SRFIなどにコミットしはじめる。
  9. エディタの補助機能などを切っていてもターミナルから相互に対応する括弧の対が浮き上がって見える。
  10. LISP処理系になる。むしろ、LISPそのものに存在が昇華する。


自分は「carやcdrなどの用語を日常会話に折り込みながら使いはじめ」たくらい。